非常食を食べてみよう
【今回の記事は、パソ工房所属の仲間・ペンネーム:混むがお伝えします】わらしべの家では、毎月万が一の時に避難行動が素早く行えるように避難訓練を行っています。しかしながら、豪雨、大地震などの災害はいつ起こるか予測は不可能です。そのときのために令和7年8月23日土曜開所日のお昼に消防署に勤務されていた支援員さんによる防災の話を伺い、昼食で非常食体験をしました。
あの台風接近時の私の役割りは…
防災にまつわるお話しは、令和元年10月に栃木市に甚大な被害をもたらした台風19号のことでした。接近時、この支援員さんは消防署で勤務にあたり、電話回線がパンクし119番通報が受けられず、大変な思いをされたそうです。このときは、1度救助に出動されたら、三日三晩帰れなかったそう。「そういうときにこの非常食です。きょうはみんなで食べてみましょう」と促されてテーブルにあった非常食を手に。23日にわらしべの家が用意したのは、メープル味とチョコ味のパンとミネラルウォーター1本です。包装された袋を見る限り、市販されているパンに瓜二つで美味しいものでした。
僕の回想…
台風19号のことについて、パンを食べながら「あの日、栃木県から安全を確保するため、利用者と患者を受け入れないでほしいと要請された診療所や事業所の依頼でリハビリも日中一時支援、訪問介護事業所も休み。家族と自宅にいて夜トイレしようと思ったらトイレが逆流した。仕方ないから浴用車いすの下に置いたバケツですませ、入浴後寝て、翌日栃木市の被害を知ったんだよな」と僕なりに回想していました。仲間たちも「5年も保つ?私、いくつになるのかな?」といいながら食べていました。一方で「災害時食べたら、どんな味に感じるのだろう」と思ったのも偽りのない気持ちです。
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