自宅とわらしべの家で生産活動をはじめました

 【今回の記事は、パソ工房所属の仲間・ペンネーム:混むがお伝えします】新型コロナウイルス感染対策で栃木県にまん延防止等重点措置が適用されたことを受け、わらしべの家は1月31日から施設内の人数を調整し感染予防のため、就労継続支援事業B型で認められている支援方法の1つである在宅支援を始めました。在宅支援とは自宅でわらしべの家から提供された作業や課題等を行うことで、在宅にいながらB型のサービスを利用する取り組みです。支援開始に伴ってB型で生産活動をしている仲間をAグループとBグループに分けました。

2グループが1日おきに交互に在宅支援と施設に通所

 在宅支援の初日、1月31日のわらしべの家にはAグループの皆さんと生活介護事業(就労型)にいる皆さんが持ち場でいつも通り作業を進めていました。

 働く仲間が「こんなに人数が少ないんだ」と目を丸くしたのは給食の時間でした。席を見回して「今日の出席、16人?僕が入った1996年春ごろの人数と一緒だ」と思いました。僕は、わらしべの家と四半世紀をともに過ごしてきました。

 在宅支援と施設利用は、2グループが1日おきに交互に行います。これによりわらしべの家は新型コロナウイルス感染予防に効果的な「密閉、密集、密接」といった3密を避け、まん延防止等重点措置が終了するまで乗り切ろうとしています。

人が少ない食堂