乗り間違え防止に車両にひと工夫
【今回の記事は、パソ工房所属の仲間・ペンネーム:混むがお伝えします】わらしべの里の送迎車両が毎朝駐車場に着くと、仲間たちは順番にタイムカードを打刻します。帰りもタイムカードを打刻し送迎車両に乗り込みますが、「どれも同じような形。自分が朝夕乗る車がわからない」という意見もあるようです。そこで、わらしべの里は送迎車両の左側面に番号ステッカーを貼り付けました。乗り込む車両を一目でわかるようにしたことで仲間の乗り間違え防止にもなっています。
車いす用送迎車両を導入し29年
思い返せば、平成8年。当時、わらしべの家の仲間たちは16名程度でした。朝夕の通所は、自転車、当時の施設長だった金坂直仁さんが運転する9名乗り乗用車での送迎、保護者送迎からの選択でした。その年の秋。金坂直仁さんが第23回国際福祉機器展に仲間と出かけスロープ式車いす仕様車の導入について、車いすを使用している仲間や家族の負担軽減にとの想いから、本格的な検討をはじめました。車いす用送迎車両は、この年の11月1日に納車されました。
5台の送迎車両で30名近い仲間たちを送迎
現在は2台の車いす用リフト付き車両と2台のワゴン車、1台の軽自動車を栃木県の助成金、日産労連様からの寄付、中央競馬馬主社会福祉財団様などの助成を受け導入することができました。今では、計5台で送迎を行っています。雨の日も風の日も台風の日も、快適に通所できています。
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