「ようこそ、わらしべの家へ」栃木特別支援学校の生徒さんが現場実習に来てくれました

【今回の記事は、パソ工房所属の仲間・ペンネーム:混むがお伝えします】令和8年6月上旬から、栃木特別支援学校の高等部の生徒さんが実習に来てくれました。今年の生徒さんたちも、初日は緊張した面持ちで挨拶をしてくれました。でも、数日が経つと少しずつ表情がやわらぎ、声のトーンも明るくなっていきます。その変化を見るたびに、「ああ、今年もまた新しい物語が始まったんだな」と感じます。

創設期から受け継がれる“実習”という大切な文化

 私自身が野沢養護学校を卒業し、わらしべの家にお世話になっているのは平成8年から。それ以前の様子は、先輩方との休憩中の雑談から想像するしかありませんが、この実習の取り組みは、財団法人わらしべの里が創設され、障害者福祉作業所「わらしべの家」が歩みを始めたころまでさかのぼるそうです。

49歳の私が見つめた実習の日々

 わらしべの家の仲間になった当時、私は生徒さんと1学年しか変わらず、どこか“同級生の延長”のような気持ちで接していました。ところが最近は、気づけば姪っ子たちよりも年下の生徒さんばかり。「きっと僕のこと、おじさんって見てるんだろうなあ」と思いながらも、その距離感がなんだか微笑ましく、ちょっとくすぐったい気持ちになります。

実習生さんと仲間たち。3人でピース!
v( ̄Д ̄)v イエイ
作業中のひとコマ

実習生たちが教えてくれた大切なこと

 長い年月の中で、本当にたくさんの生徒さんがここで経験を積み、笑ったり、悩んだり、そして大きく成長していきました。そして、長く続いてきたこの実習は、決して当たり前ではありません。学校の先生方、送り出してくださるご家族、そして何より、勇気を持って一歩を踏み出してくれる生徒さんたちのおかげです。これからの実習期間が、生徒さんにとって実りある時間になりますように。そして、わらしべの家で過ごした日々が、いつかそっと背中を押す力になりますように。

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