夏の街へ――心がほぐれるグループ外出の1日
【今回の記事は、パソ工房所属・ペンネーム:混むがお送りします】令和8年7月18日。わらしべの家の仲間たちは、5つのグループに分かれて公用車に乗り込み、夏の街へと出かけました。空は少し雨模様。それでも車に乗った瞬間、みんなの表情がぱっと明るくなり、「今日はいい日になりそうだね」と自然に声がこぼれます。雨さえも味方に感じるような、心がゆるむドライブの始まりでした。
それぞれの“楽しみ”を胸に
向かった先は宇都宮市のショッピングモール。広い館内には、誰もが楽しめるお店がずらり。歩き出した瞬間から、仲間たちのワクワクがあちこちで弾けていました。仲間たちの“楽しみたいこと”は本当にさまざま。フードコートでは好きなご飯を選ぶ喜びがあふれ、ペットショップでは「かわいい!」の大合唱。あちこちで笑い声が響き、まるで館内全体が仲間たちを歓迎してくれているようでした。
そんな中、ふと目に入ったのは車いすに乗った子どもたちと、そのお母さん。やわらかい雰囲気の30代くらいのお母さんが、子どもたちにご飯を食べさせている姿はとても優しく、目が合った瞬間に返してくれた小さな会釈が胸に残りました。「もしかしたら僕の後輩になるのかな」そんな思いがふっと浮かび、がんばってほしい、楽しんでほしい――ただそれだけなのに、心がじんわりあたたかくなる出会いでした。
アルパカとの出会いも
このショッピングモールには、人気者のアルパカたちもいます。2号車グループの仲間たちはその姿に大興奮。「アルパカさんいた!」と嬉しそうにスマホを構える姿が微笑ましく、別のグループではヤギさんと見間違えてしまう場面も。「白くておとなしくしてたら、そりゃ間違えるよね」とみんなで笑い合い、外出の楽しさがさらにふくらんでいきました。
宇都宮ライトレールに乗ったグループも
ほかにも、宇都宮ライトレールに乗ったり、美味しいご飯を味わったり、ショッピングを楽しんだりと、どのグループも満ち足りた表情。お菓子屋さんや本屋、100円ショップを巡り、別グループと偶然再会して買ったものを見せ合う姿もほほえましい時間でした。キャラクターショップで仲間たちが作業でつくったボールペンを見つけたときは「これ、あった!」と大騒ぎ。回を重ねるごとにお金の使い方も上手になり、自分で働いて得た工賃で買い物を楽しむことは、立派な社会参加のひとつです。
「ただいま!」の声が響いた玄関
午後3時30分。各車両が次々と帰ってきて、玄関には「ただいま!」の大合唱。両手いっぱいのお土産と、少し疲れたけれど満ち足りた笑顔。その表情が、この日の充実を何よりも物語っていました。久しぶりのグループ外出は、夏の陽気のように心をあたためてくれる1日。次の外出も、きっと素敵な時間になるはずです。
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